フランスのNautitechブランドのカタマランヨットをご紹介!

最終更新日 : 2017.11.15

幅広い船体と帆で風を受けて進むエコで安定感のあるカタマラン(Catamarans)タイプのセーリングヨット。

外洋に面している波の荒い海域でも快適なクルージングが楽しめます。

そんなカタマランセーリングヨットの競争が激しいフランスに1994年に設立されたのがNautitechブランドです。

今回はこのNautitechブランドのカタマランヨット(Catamarans)についてご紹介します。

nautitech
出典 : https://www.alphayachting.com/

Nautitechとは?

Nautitechブランドは1978年に設立されたドイツのヨットビルダーであるBavaria yachtが運営しているブランドです。

Nautitechブランド自体は1986年にフランスの大西洋海岸に程近いロシュフォールという地域で誕生し、本社を構えています。

ロシュフォールは内陸にありますがシャラント川という河川に面しており、セーリングヨットの運搬にはこの川が使われています。

Bavaria yachtがこのNautitechブランドを引き継いだのは2014年9月のことで、生産の拡大、新モデルの開発、サービスとディーラーネットワークの拡張にとても積極的です。

2016年には「NAUTITECH 46」 「OPENとNAUTITECH 46 FLY」を発表し、世界中のセーリングヨットファンの注目を集めました。

現在も主要工場で造船されていて、ロシュフォールでの生産活動拡大計画が進行中です。

Bavaria yachtではモータークルーザーやセーリングヨットなどを造船していますが、Nautitechではカタマランタイプのセーリングヨットを専門で造っています。

そんなカタマランヨットの専門造船会社であるNautitech社のセーリングヨットを詳しく見ていきましょう。

Nautitech社のセーリングヨット外装

2隻の船を甲板で繋いだその見た目は海上を航行する戦車のような見た目で、圧倒的な存在感と安定感です。

気品溢れるホワイトで統一されたボディは太陽の光を浴びて燦々と輝き、大洋に落ちた一粒のダイヤモンドのような雰囲気です。

そんなラグジュアリーで美しいNautitech社のセーリングヨットをモデルごとにより詳しく見ていきましょう。

Nautitech 482

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出典 : http://www.corail-caraibes.com/

流線形の船首に風による空気抵抗を極限まで減らし、マストのみで効率よく航行できるのがこのNautitech482 です。

船体は軽量化のためにガラス繊維で造られ、優雅でスタイルの良いボディとなっています。

軽くて丈夫なので日本の海でこそ最高のパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

もちろんカタマランヨットなのでフライブリッジはとても広く、停泊中にサンベッドを並べればプライベートビーチで寛いでいるかのような感覚に。

その高いパフォーマンス性からNautitech 482はNautitechブランドを代表するモデルとなっています。

Nautitech 46 Fly

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出典 : https://yacht-base.com/

フランス製らしいエレガントなオーラを放つ優美なモデルで、2016年に販売された最新式のヨットです。

その洗練されたデザインは流れるような美しさがあり、前へ進むセーリングヨットの完成形と言えます。

セーリングヨットには珍しいフライブリッジを備えるのが最大の特徴です。

もちろん、カタマランならではの大型プラットフォームの真ん中には日光浴もできるデッキエリアがあります。

リラックスできるオープンな空間をコンセプトに造られた一艇です。

Nautitech 40 Open

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出典 : https://bateau.ouest-atlantis.com/

Nautitech 542モデルの姉妹艇として誕生したモデルです。

少し小さな大きさで、その大きさは約11メートルとなっています。

現在販売されている最新モデルの中でも一番小さなモデルですが、その小ささを感じさせない圧倒的な存在感があります。

コンパクトさとモジュール性のおかげでスピードに優れているだけでなく、操船性も抜群です。

最新モデルならではの現代的なデザインと機能性に優れた最高のモデルです。

Nautitech社のセーリングヨット内装

最高のクルージングを楽しむためにも内装にもこだわりたいですよね。

狭く過ごしにくい船内ではクルージングを楽しめません。

そこで船内が広く、キャビン数も多いカタマランセーリングヨットです。

40フィート台なのにとても広々としている内装をご紹介していきます。

Nautitech 482

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出典 : http://www.yachtworld.com/

入ってすぐのサロンは天井がホワイトで家具をブラックにすることでスタイリッシュでモダンな空間を演出しています。

都会的で直線的なデザインは上品で上質な大人の休日を楽しむのには最適です。

クッションやテーブルクロスなどで赤やオレンジなど暖色系の小物を取り入れるとより自分らしい空間へと仕上がります。

ナチュラルメープルの木目柄にホワイトを合わせることで空間を広く演出。

狭く圧迫感の出がちなキャビンを開放感ある部屋にしています。

ダウンライトや壁に設置されたライトで自然光が取り入れにくい場所でも明るくなります。

海上でも我が屋の寝室のような安心できるキャビンがそこにはあります。

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出典 : http://www.caribbean-yachtcharter.com/

Nautitech 46 Fly

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出典 : https://www.bavariayachts.com/

壁は海上からの素敵な眺めが楽しめるように窓ガラスが全面に設置されています。

天井には自然光を取り入れたり換気ができる天窓も付いているので外で寛いでいるかのような感覚になります。

広々としたキッチンには収納スペースもたくさんあるので豊富な数の料理道具が仕舞えます。

船内の構造を活かして造られたキャビンはツインベッドが壁に挟まれる形となっています。

写真だけ見ると狭いと思われがちですが、実は部屋にはソファとシャワールームが付いています。

ホテルの一室のような豪華な装備は船内であることを忘れてしまいそうになります。

2016年に造られたモデルだからこその現代的でラグジュアリーなキャビンを心の祖からお楽しみ下さい。
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出典 : https://www.clippermarinespain.com/

Nautitech 40 Open

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出典 : http://i2.wp.com/www.aeroyacht.com/

40フィートのセーリングヨットとは思えないラグジュアリーさが魅力となっています。

開放的な窓に暖色系の色使いで暖かみを出しつつ明るくすることで広く、開放感あるサロンを演出しています。

ディティールにまでこだわり造られた家具はさすがフランス製と言った雰囲気です。

もちろんキッチンも備え付けられているので海上で作りたての温かい料理が楽しめます。

キャビンは細長くなっており、なんとトイレとシャワールームまで付いています。

一般的な40フィートのクルーザーはベッドルームだけの場合が多いのですが、この設計なのはカタマランヨットだからこそです。

キャビンも明るい色使いで狭さを一切感じさせないので安心して体を休めることができます。

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出典 : http://horizon-yacht-sales.com/

Nautitech社のセーリングヨットを購入するには

2017年現在日本に正規ディーラーはなく、海外から直接輸入するしか方法はありません。

ですが、ご紹介したようにBavaria yachtに引き継がれてからは世界各国へ進出しています。

日本に正規ディーラーが来る日を待ちましょう。

価格調査をしたところ、海外の販売サイトで今回ご紹介したモデル「Nautitech 40 Open」の参考価格は38,915,995円となっていました。

まとめ

いかがでしたか?

今回はNautitechブランドについてご紹介しました。

積載量の多いカタマランヨットで、内装も外装も現代的で美しいセーリングヨットでした。

性能も申し分なく、フランス製の上質なヨットです。

日本にまだ正規ディーラーがないのは非常に残念ですが、いつの日か必ず日本でも販売をスタートするでしょう。