クルーザーの購入を考えているけどカタログや雑誌などの情報だけでは決め手に欠けると思っている人も多いのではないでしょうか。
自動車なら毎年話題を呼ぶモーターショーなどがありますね。
クルーザーにもそんな特別な祭典が世界各地で毎年開催されています。
それが、インターナショナルボートショーです。
今回はここ日本と、フォートローダーデール、ドイツデュッセルドルフで開催されている、インターナショナルボートショーについてご紹介します。
出典 : http://hauteliving.com/
ボートショーとはどういうもの?
ボートショーは実際に販売されているヨットやクルーザーの模型や実物を展示、販売しているショーです。
入場料を払えば誰でも見ることができるので、購入する予定がない人でも観光として訪れることができます。
海外で開催されているボートショーではラグジュアリーな高級クルーザーの内装も見ることができ、90か国以上から人が集まるほどの人気となっています。
日本でも開催されており、日本で主流になっている水上バイクから小型なクルーザー、セーリングヨットなど様々な種類のボートが展示されています。
基本は屋内施設での展示となりますがマリーナのような場所を会場にし、水上に浮かべて展示をするケースもあります。
その場合はフローティングボートショーとも呼ばれています。
次は実際に開催されている世界各国のボートショーについてご紹介していきます。
ジャパンインターナショナルボートショー
日本で開催されるボートショーで、パシフィコ横浜での屋内展示と横浜ベイサイドマリーナでのフローティングボートショーが楽しめるボートショーです。
カワサキやスズキ、ヤマハ、ヤンマーなど名だたる企業のボートが出展され、ボート好きにはたまらないイベントです。
開催期間は毎年3月上旬の4日間で開催されており、2018年は3月の8日~11日で開催される予定で、入場料は高校生以上『1,200円』、中学生以下『無料』となっています。
2会場は少し距離がありますが、無料のシャトルバスが運行しているので一日で2会場を楽しむことも出来ます。
こちらは有料ですが、シャトルボートでも2会場間を移動できるので、優雅な水上の旅を楽しまれてみてはいかがでしょうか。
次はそれぞれの会場の特色についてみていきましょう。
パシフィコ横浜屋内展示
出典 : https://response.jp/
屋内展示は水上バイクなどの特殊小型免許で操船ができるものからマリンテイスト溢れるアパレルや関連用品などが展示されています。
これから水上バイクやウェイクボードなどのマリンスポーツを楽しんでみたいという人に特におすすめとなっています。
もちろん既にマリンスポーツを楽しんでいる人でも楽しめること間違いなしです。
高価なボートだけでなくマリン用品まで買えるのは有り難いですね。
特別イベントも開催し、マリンライフの素晴らしさを発信しています。
釣り好きの人には美女がボートフィッシングをプレゼンテーションする企画があります。
明日にでもすぐに釣りに行きたくなるような魅力的なプレゼンテーションに気持ちが昂ってしまいます。
他にも小型ヨットの展示からスクールの紹介、大型クルーザーによる外洋レースなどセーリングの魅力を伝えるセーリングビレッジなど初心者から上級者までが楽しめる展示もあります。
知識がなくても楽しめるので、ぜひ一度訪れてみてください。
横浜ベイサイドマリーナフローティングボートショー
出典 : http://boaters.jp/
横浜ベイサイドマリーナでは実際に船を係留展示するフローティングボートショーが楽しめます。
大型ボートやセーリングクルーザーを中心に約50隻を展示し、優雅なマリンライフを過ごすための一隻を探せます。
事前申し込みが必要ですが、体験乗船もできるのでセーリングクルーザーなどに乗ってみたい!という人はぜひ体験してみてください。
2017年のイベントでは世界一過酷なヨットレースである「ヴァンデ・グローブレース」にアジア人として初出場を果たした海洋冒険家・白石康次郞のトークショーも開催されました。
パシフィコ横浜に負けず劣らずのラインナップなので、ぜひ横浜ベイサイドマリーナにも足を運んでみてください。
公式サイト | http://www.marine-jbia.or.jp/boatshow2018/ |
---|
フォートローダーデール国際ボートショー
出典 : http://www.powerboatnation.com/
アメリカフロリダ州のフォートローダーデールで行われる世界のヨットキャピタル。
ストラナハン川の入り江にある7つのマリーナを会場に開かれる世界最大級のイベントです。
2017年で第58回を迎えるフォートローダーデール国際ボートショーは11月2日~5日の4日間開催されます。
一般29ドル、6歳~15歳の子供12ドル、6歳未満は無料となっていて、VIP待遇の受けられるチケットも販売されています。
アメリカで大人気のスポーツフィッシャーやセーリングヨット、キャビンクルーザーはもちろんジェットボートなども展示されます。
超大型のマリーナで行われるフローティングボートショーで、所狭しと並べられたボートは写真で見ても圧巻です。
展示される商品総額は約3000億円を超えるともいわれていて、その規模の大きさがお分かりいただけるかと思います。
会場の近くにはホテルが沢山あるので、ホテルを予約すればより快適にボートショーを楽しめるでしょう。
このボートショーをご覧になりたい方はホテルも近場で確保することをオススメします。
公式サイトにホテルの一覧があるので「こちら」からご覧になって下さい。
公式サイト | https://www.flibs.com/en/home.html |
---|
ボートデュッセルドルフ
出典 : http://www.boote-magazin.de/
出典 : http://cdn2.zagle.smcloud.net/
ドイツのデュッセルドルフで開催されるボートショーで、約1800社もの企業が出店するこちらも世界最大級のボートショーです。
セーリングヨットや小型のSUVクルーザーはもちろんですが20m~25m級の大型クルーザーの出展も増え、セレブも足を運ぶイベントとなっています。
もちろん一般の方でも入場は可能で、2017年は60か国以上から約24万人が訪れました。
2018年には1月20日~28日に開催されます。
入場料は22ユーロ(約3000円)となっていて、前売り券を公式サイトから購入ができます。(前売り券購入)。
展示されるヨットやボートはライン川から引き揚げ会場まで搬入されます。
子供も楽しめるように会場には特設のプールがあり、セーリングやカヌーを手軽に楽しめますので家族旅行で訪れても楽しい時間が過ごせます。
もちろんボート以外のマリン用品も販売しています。
日本の企業も出店しており、海外でも通用する技術力の高さを世界中に発信しています。
ラグジュアリーな高級クルーザーから子供も楽しめる小型ボートまで取り揃えた国際的なボートショーの様子をぜひご覧ください。
公式サイト | https://boot.messe-dus.co.jp/home/ |
---|
まとめ
いかがでしたか?
今回はインターナショナルボートショーについてご紹介しました。
日本ではあまり知られていませんが、大規模なボートショーが開催されています。
いきなり海外のボートショーは敷居が高いという人はまずパシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナの2会場で開催されるジャパンインターナショナルボートショーに参加してみましょう。
会場を結ぶシャトルバスが運行していますので、快適に見学ができます。
自分のマリンライフを確立してから勉強のために海外のボートショーを見ても十分勉強になるのではないでしょうか。
ですが高級クルーザーの購入をお考えの方は海外のボートショーをオススメします。
日本ではあまりお目にかかれないクルーザーも多数、展示されています。
実際に内装を見られるので、カタログやウェブサイトで見ただけではわからない細部までチェックできます。
もちろんレジャー目的としても、とても楽しいショーなのでぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。