クルーザーを購入したら映画のワンシーンにありそうな綺麗な海で停泊してみたいですよね。
日本の海は綺麗と言われていますが、波が高かったり潮の流れが速くて停泊には適していません。
世界には綺麗で穏やかな海域があり、セレブがクルーザーに乗ってバカンスを楽しんでいます。
今回はクルーザー遊びにオススメな世界中の海のスポットのご紹介をしていきます。
日本の海と世界の海の違い
日本の海は波が高く潮の流れが速いので沖での停泊には適しているとは言えません。
そのため日本のマリーナは入り江のようになっている港の河口付近に集中しています。
日本の海の場合は太平洋側は黒潮と親潮が、日本海側は対馬海流とリマン海流が流れてぶつかり合って海流を複雑にしています。
さらに季節によって吹く風、「季節風」も波を高くする原因で、日本の海はクルージングに適した海とは言えないのです。
日本の海で沖へ出て停泊をすると激しい縦揺れによってクルーザーの上でゆったりどころではない場合が殆どです。
かといって日本の海でも全く楽しめないのか?というわけではないので、日本の海については別の記事にてご紹介いたしますね。
では穏やかな海で、クルーザーの本場の地中海はどうでしょう?
地中海は周りを大陸に囲まれた海で、日本の海流のような潮の流れがなく、地中海と大海とのつながりは狭い「ジブラルタル海峡」とう場所のみです。
この海流から流入する海水と周りの大陸から流れ出る淡水で地中海は構成されています。
ほかにも内海の海はあり、アフリカ大陸とユーラシア大陸に挟まれている「紅海」、アラブ首長国連邦やサウジアラビアなどに囲まれている「ペルシャ湾」、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の間にある「カリブ海」が挙げられます。
この海はリゾート地としてとても有名で、透き通ったコバルトブルーの海が楽しめます。
次は海外の海について詳しく説明します。。
海外の綺麗な海
綺麗な海といってもどれほど綺麗なのか気になりますよね。
日本では八丈島や沖縄などの島々の海が美しいと言われていますが、今回のテーマはクルージングを楽しめる穏やかで綺麗な海です。
コバルトブルーの海に映画のワンシーンに登場するようなラグジュアリーなクルーザーを浮かべれば贅沢の極みとも言える楽しさを満喫できます。
もちろん個人所有のクルーザーだけでなく、大型の豪華客船でも海を楽しめるのでクルーザーの所有は無理だけどクルージングに興味があるという方も必見です。
旅行プランをクルージング中心で組めば綺麗な海に豪華な船、新鮮さを感じる街並みを楽しみながら一生の思い出に残るいつもとは違う華やかな旅行になること間違いなし!
先程ご紹介した内海がどれほど綺麗なのか見ていきましょう。
紅海(こうかい)
出典 : https://www.google.co.jp/maps/
あまり知られていない海域ですが、北南に伸びる細長い内海で、南側は内海のアデン湾からバブ・エル・マンデブ海峡を通ってようやく紅海へ入ります。
北側はスエズ運河によって地中海と繋がっている内海です。
河川がほとんどなく、淡水が流入しない珍しい海で目立った海流もありません。
淡水が流入せず気温も高い地域で水分の蒸発が速いので塩分濃度が高いのが特徴です。
水の透明度が高く、200種ものサンゴが生息するなど固有種も多いのでダイビングスポットとしても有名です。
クルージングを楽しむのに最適な海域で、地中海からスエズ運河を通ってダイビングを楽しみに来る物好きなセレブも居そうですね。
紅海で楽しむダイビングクルーズツアーもあるので、ダイビングとクルージングを同時に楽しめます。
知る人ぞ知る紅海で思い出のクルージングを楽しんでみませんか?
ペルシャ湾(Persian Gulf)
出典 : https://www.google.co.jp/maps/
ペルシャ湾は石油が取れる油田で有名です。
紅海からサウジアラビアを挟んだ反対側に位置します。
観光汚染が原因であまり綺麗ではないと言われていますが、そんなことはありません。
観光地として有名なドバイの美しいビーチを見たことがありますか?
透き通るコバルトブルーの海で多くの人がバカンスを楽しんでいます。
ペルシャ湾は紅海や地中海のように海流が全くないわけではなく、反時計回りに緩やかな流れがあります。
個人のクルーザーで楽しむというよりもドバイ観光を中心にしたクルージングツアーで楽しむことが多いです。
豪華客船に乗ってセレブの街ドバイを堪能してみませんか?
カリブ海(Caribbean Sea)
出典 : https://ameblo.jp/
出典 : https://www.google.co.jp/maps/
島が多く白い砂浜とコバルトブルーの海が広がる海域です。
大きな内海になっており、緩やかな暖流が南から北へ流れています。
直径305メートル、深さ123メートルの「グレート・ブルーホール」があることでも有名です。
出典 : http://santabarbaraplantation.com/
綺麗なサンゴ礁が広がり、ダイビングスポットとしても人気が高いのでバカンスで訪れる人が多いのです。
海流も穏やかで、とても快適なクルージング・ダイビングを楽しめます。
カリブ海を北へ行くと魔の海域と言われるバミューダトライアングルがあるので気を付けましょう。
チャーターできるクルーザーがあるので貸切って優雅な旅行を楽しめます。
ヨーロッパ地中海(Mare Mediterraneum)
出典 : https://www.google.co.jp/maps/
聞いただけで爽やかな気分になれる言わずと知れた地中海。
イタリアのヴェネツィアは別名水の都とも入れるほど生活に水が活用されていて古くから栄えていたことがわかります。
さらに地中海は30フィートのSUVクルーザーから100フィートを超えるメガヨットなどを造る造船所が沢山あります。
まさにクルーザーの聖地とも呼べる地中海は美しいコバルトブルーの海です。
燦々と降り注ぐ太陽の光と白く輝く砂浜、綺麗な街並みを海上から眺めながら飲むシャンパンはセレブしか味わえない格別の味です。
憧れの地中海で優雅なクルージングを楽しまれてみてはいかがでしょうか。
クルージングを楽しむのに最適な場所
穏やかで綺麗な海域は分かったけど、具体的にどこがいいの?と思いますよね。
ダイビングでも良いスポットがあるようにクルージングを楽しむのに最適な場所があります。
紹介した海域の中でも特に展望がよく、ラグジュアリーな雰囲気を楽しめる場所を5つ厳選しました。
詳しく見ていきましょう。
キクラデス諸島(Cyclades)
出典 : http://www.cyclades-sailing.com/
出典 : https://www.google.co.jp/maps/
ギリシャのエーゲ海に点在する島々で、数多くのヨットハーバーがあることで知られています。
クルーザーでないと行けないビーチがあるなど、船が生活の基盤ともなっている地域です。
キクラデス諸島には約20島もの島があるので飽きたら気分転換に他の島へ行けるので飽き性な人でも安心です!
中でもオススメなのが「サントリーニ島」で、町全体が白い建物で、船上からの展望はカンペキです。
イオニア諸島(Heptanese)
出典 : https://www.google.co.jp/maps/
こちらもキクラデス諸島と同様にギリシャの領地ですが、キクラデス諸島とはギリシャ本土を挟んだ反対側にあります。
イタリアからのアクセスも良く、イタリアで料理を堪能した後に立ち寄るといった使い方も。
イオニア諸島を構成しているのは7つの島々で、大小様々です。
キクラデス諸島と並ぶヨットハーバーなのでぜひ訪れてみてください。
画像はザキントス島、あの「紅の豚」を彷彿とさせる難破船のたたずむビーチがあります。
シチリア島(Sicilia)
出典 : https://www.travelbook.co.jp/
出典 : https://www.google.co.jp/maps/
イタリアからポコッと出ている島で、世界地図で見るとブーツが小石を蹴っているように見える小石がシチリア島です。
海が美しいことは言うまでもなく、展望が素晴らしい場所です。
おとぎ話の一ページに登場するかのような風景は写真に収めて一生の思い出として保存しておきたいと思えるほど。
南へ約100㎞行けば美しすぎる絶景が広がるマルタ島へもいけるのでオススメの島です。
ユカタン半島カンクン(cancun)
出典 : https://www.google.co.jp/maps/
カリブ海を代表するビーチで、カリブの海賊のワンシーンが目の前に広がります。
これほど美しいコバルトブルーの海はあるのかと思うほど美しいです。
大型のクルーズ船が停泊をする場所としても知られていて、とても穏やかな海域です。
映画の主人公になったような気分を味わうには最適の場所です。
シュノーケリングスポットとして有名な、グランセノーテなどもこのカンクンに位置しています。
ニュープロビデンス島ナッソー(Nassau)
出典 : https://images.trvl-media.com/
出典 : https://www.google.co.jp/maps/
こちらもカリブ海に浮かぶ島のひとつ、ニュープロビデンス島です。
ナッソはカンクンと並ぶ美しさを誇るビーチで、カンクンに負けない魅力があります。
パステルカラーのコロニアル風の街並が美しいビーチに映えます。
海底の砂が透けて見えるほど綺麗な海で快適なクルージングを楽しんでみませんか?
まとめ
いかがでしたか?
今回はクルーザーで停泊するのにオススメな世界の綺麗な海についてご紹介しました。
内海で海流が穏やかな海域はクルージングに適しており、観光地として栄えている場所が多数でした。
地中海は生活の基盤にクルーザーがある島もあるので、チャーターも簡単にできます。
カリブ海にもクルージングが楽しめるスポットがたくさんありますので、美しいビーチを楽しんでみましょう。