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英国のクルージングヨットビルダーFairline社を大公開!

最終更新日 : 2017.11.29

スタイリッシュでセクシーにスーツを着こなす英国紳士が有名なイギリス。

モダンでラグジュアリーな雰囲気が楽しめるロンドンの街並みは観光地としても有名ですよね。

そんな映画のワンシーンに登場しそうな世界観のイギリスでクルージングボートを造船しているヨットビルダーがあります。

今回は英国のヨットビルダーFairline社についてご紹介します。

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出典 : http://www.extravaganzi.com/

Fairline社について

Fairline社は創始者の「Jack Newington(ジャック・ニューイントン)」が1963年にイギリスのネネ川のほとりで設立しました。。

最初のモデルは1967年に発売された全長5.8メートルの船体はガラス繊維(グラスファイバー)で造られました。

手作りで造られたモデルですが、最先端素材であるグラスファイバーを使用したことで注目が集まります。

1977年のFairline40モデルの成功によって生産が拡大し、地中海市場の拡大を利用して、海外の販売ネットワークが拡大しました。

そしてFairline社にとって転機となるのが1991年に販売を開始したSquadronシリーズです。

このシリーズで大型ヨット業界へ参入し、すぐにその頭角を現していきます。

成長を続けるFairline社は2001年に輸出販売需要を受けて生産の力増強のために新しく60,000平方フィートの工場を開きます。

2010年にはFairline社のクルージングボートの販売台数が12,000艇を超えました。

イギリスで開かれる国際ボートショーの「サウサンプトン国際ボートショー」でFairline社は毎年革新的なデザインのモデルを発表しています。

現在はSquadronシリーズとTargaシリーズの2シリーズを展開しています。

次はこのFairline社の2シリーズのクルージングボートについてく見ていきましょう。

Fairline社のクルージングボート エクステリア

まずはFairline社のクルージングボートの外装から見ていきましょう。

Fairline社のクルージングボートは王道を行くデザインで、これぞクルージングボートと言った雰囲気です。

どのモデルにも共通した堂々とした存在感は長年磨かれてきたセンスがあるからこそ。

しかし一つとして同じデザインのクルーザーはなく、どのモデルも個性に富んでいます。

次は実際に販売されているモデルを参考により詳しく見ていきましょう。

SQUADRON 78

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出典 : http://www.26northyachts.com/

Fairline社が販売しているモデルの中では最大級の大きさを誇るクルーザです。

全長はなんと78フィート(約24m)となっていて、メガヨットにも引けを取らない広さが魅力的です。

高級感溢れる純白のボディに細やかな装飾はイギリスらしい気品を感じさせ、快適に過ごせるように工夫された甲板は優雅なひと時を過ごすのに最適な場所なっています。

クルージングボートの魅力であるアッパーデッキも完備していて、海風を楽しめるとっておきのスペースとなっています。

窓を四角くすることで現代的で洗練されたデザインを邪魔することなく船内を明るく照らす工夫がなされています。

そして78フィートもの巨体でも最高で35ノットも出せます。

まるでSUVクルーザーのような機動力ですね。

TARGA 63 GTO

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出典 : http://www.fairline.com/

スタイリッシュな見た目で、使いやすさにもこだわった設計となっています。

イタリアの有名なデザイナー「アルベルトマンシーニ」が製作した最初のモデルで、イギリスとイタリア両方の雰囲気が感じられるデザインとなっています。

スライドサンルーフを備えたガラス張りのパノラマ天井は日差しがキツイ日でも快適に過ごせます。

船尾と船首両方に日光浴用のサンパッドを備え付け、どんなシーンでも優雅で快適な時間を楽しめます。

SQUADRON 48

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出典 : http://www.fairline.com/

SQUADRONシリーズの中では一番小さなモデルですが、大きさは48フィートもあります。

日本で乗るのにはこのモデルが一番のオススメです。

小さくともその高級感は健在で、海へのアクセスも快適な船尾にスリルあるクルージングが楽しめるコックピット機能の付いたアッパーデッキもあります。

長距離航行にも耐え得る船体は家族で海上のバカンスを楽しむのに最適です。

ホワイトとブラックのツートンカラーが美しいFairline社らしいクルージングボートです。

そして最高速度は何と32ノットと、他のクルーザーにも性能面で劣っていません。

Fairline社のクルージングボート インテリア

Fairline社のクルージングボートの魅力は何と言ってもその内装です。

ずっと生活できる程充実した設備に高級ホテル顔負けのラグジュアリーな内装に思わず感嘆してしまいます。

さらにサイズ・モデルごとにそれぞれ個性があり、同じ船内はひとつとしてありません。

イギリスらしい重厚感あるアンティーク調の家具とイタリアのポップでモダンなテイストが融合した内装はFairline社のクルージングボートだからこそ。

次は先程ご紹介した3モデルの内装をご紹介していきます。

SQUADRON 78

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出典 : http://www.fairline.com/

メインサロンはホワイトの家具にブラウンの木目調の内装で重厚感を感じさせつつポップで柔らかい印象を感じさせます。

イタリアとイギリスのインテリアの良い所を採用したデザインはどこか近代的で、特別な空間であるクルーザーの内装にはピッタリです。

キャビンも同じように落ち着いたトーンで心からリラックスできる部屋となっています。

照明にも気を配り、主張しすぎず温かみのあるライトアップがより雰囲気を盛り上げてくれます。

床はフローリングではなくカーペットを採用することでラグジュアリーで寛げる部屋に仕上がっています。

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出典 : http://www.fairline.com/

TARGA 63 GTO

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出典 : http://www.fairline.com/

TARGA 63 GTOモデルの内装はスタイリッシュでカッコよさを感じる現代的なインテリアとなっています。

フローリングは明るい印象のナチュラルブラウンですが、壁やテーブルなどの装飾に用いられているのは重厚感のある物を使用しています。

そのコントラストがリッチでシャッショナブルのイタリアンモダンの雰囲気を作り出しています。

レザーのソファが大人の空間としての完成度を高め、より上質で上品なムードを演出しています。

キャビンもメインサロンと同様に都会的でモダンな空間となっています。

大人のプライベート空間として利用するのにこれほど最適な場所は滅多にないでしょう。

ラグジュアリーなプライベート空間で日ごろの疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

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出典 : http://www.fairline.com/

SQUADRON 48

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出典 : http://www.fairline.com/

キッチンスペースとソファテーブルが一体となったメインサロンは開放的な窓から爽やかな景色も楽しめます。

高級感溢れるウッド調の家具を配置することでサイズの小さなクルーザーでもラグジュアリーな雰囲気を感じられます。

無駄な装飾はせず、シンプルに快適に過ごすための設備にのみこだわりを持って作られています。

キャビンは少し色のトーンを落としてモダンで都会的な印象のキャビンへと仕上げました。

照明にもこだわり、日々の喧騒を忘れて心の底からリラックスできる上質な空間となっています。

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出典 : http://www.fairline.com/

Fairline社のクルージングボートを購入するには

Fairline社のクルージングボートを購入したい人はどうすればいいのでしょう。

Fairline社の正規ディーラーは日本にもあり、神奈川県横須賀市でマリーナも運営している「シティマリーナヴェラシス」がFairline社のクルージングボートを輸入・販売しています。

シティマリーナヴェラシスではFairline社以外にもSunseekerやGrand Banksといった世界的に有名なヨットも取り扱っています。

気になる方はぜひ「シティマリーナヴェラシスの公式サイト」をご覧ください。

まとめ

いかがでしたか?

今回はFairline社のクルージングボートについてご紹介しました。

エリザベス女王から表彰された優雅で品格のあるデザインを纏ったヨットは英国のみならず世界中で愛されている素晴らしいヨットでした。

外装だけでなく快適さを追求したラグジュアリーな内装は思わず時間を忘れてしまうほどの素晴らしい仕上がりです。

ぜひFairline社のクルージングボートを日本でもお楽しみください。