シーン別クルーザー バートラム

クルーザー種類 シーン別タイプとポイント

最終更新日 : 2017.09.21

マリンスポーツを楽しみたいけれどどういうクルーザーを選べばいいかわからないと悩んではいませんか?

大型のクルーザーから小型のウェイク艇までクルーザーと一言で言っても種類が沢山あります。

初心者の人には敷居が高いと思われがちですが、実はそんなことはありません。

マリンスポーツは手軽に楽しむことができますし、クルーザーも所有する人が増えています。

そこで今回はシーン別のクルーザーの種類と遊び方をご紹介します。

スポーツ&トーイングボート

出典 : http://boating-japan.jp/what/sports/

マリンスポーツの代表と言えば「ウェイクボード」。

ウェイクボードは水上スキーのようにボートに引っ張られスノーボードのように水上を滑り、飛んだり回転したりするスポーツです。

プロのスポーツ選手がいるほど競技として確立されており、海外で大人気のマリンスポーツです。

ウェイクボードを楽しむうえで欠かせないものは水上を駆けるスポーツタイプのモーターボートです。

走ること自体を楽しむボートは「ランナバウト」とも呼ばれており20フィート前後のタイプが多く、コンパクトな大きさが特徴。

もちろん海上を緩やかに走行してクルージングを楽しんだりすることもできます。

ほとんどがオープンデッキタイプなので、風を感じて疾走するととても爽快な気分になります。

このランナバウトの一種でウェイクボードのようなマリンスポーツに特化した船が「トーイングボート」と呼ばれていて、ボーダーが技をしやすい引き波(ウェイキ)を簡単に作り出せます。

機能性に優れたトーイングボートも多く発売されていて、船尾には水中へアクセスしやすいようにプラットホームを備えたものやボード収納設備を完備しているものもあります。

次は具体的なモデルを見ながら詳しく説明していきます。

ランナバウト

ランナバウト トーイング
出典 : https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/lineup/boat/242ltdse/

ヤマハ発動機が販売しているモデルで、ラグジュアリーな性能と最先端の技術を搭載した「242 Limited S E-Series」。

180馬力のエンジン2基から出力されるパワーで優れた加速性能を実現しました。

ヤマハが25年以上研究・開発を続けているジェット推進システムも搭載されており優れた燃費性能が特徴です。

最大11名まで搭乗可能な船で、船首にも乗れるバウライダータイプのランナバウトです。

ラウンドタイプのパッセンジャーシートにはテーブルも設置でき、走行だけでなく軽食も楽しめるようになっています。

右舷シートの下にはクーラーボックスが隠されており、暑い夏には冷たい飲み物も飲めるようになっています。

オーディオスピーカーも搭載されていますのでテンションの上がる曲をかけて気分を盛り上げてはいかがでしょうか。

新艇価格は約1,100万円。

トーイングボート

トーイングボート
出典 : https://www.yamaha-motor.co.jp/marine/lineup/boat/ar210/

ウェイクボードなどのマリンスポーツを楽しみたいのならヤマハ発電機から販売されている「AR210」がオススメです。

21フィートの船体には軽量でコンパクトだけれど115.6馬力のエンジン2基を搭載し、パワフルな走行を発揮します。

船首からの乗り降りに便利な伸縮式ラダーやマリングッズを収納できるスペースなどマリンスポーツを楽しむための機能を数多く取り揃えています。

ホールド性の高いドライバーズシートは長時間の運転でも疲れにくく、快適な操縦を楽しめます。

新艇価格は約730万円。

上の2種類の船はレンタルなどでも借りれるところが多くありますのでまずはレンタルで実際に乗ってみるのもオススメです。

スポーツフィッシング艇

スポーツフィッシング カジキ
出典 : http://www.biggame-lures.com/

日本の海には暖流と寒流が流れぶつかる場所があるため漁場が沢山あり、数多くの魚を楽しめるまさに魚介類の楽園です。

釣りを楽しみたいから船が欲しいという人もいるのではないでしょうか。

そんな釣り好きの人にオススメしたいのがカジキやシーラ、カツオなどの大物を狙えるトローリングが楽しめるスポーツフィッシングボートです。

トローリングでかかる大物の引きの強さ、釣れた時の感動は今まで体験したことがないものとなるでしょう。

豊かな海流のある日本だからこそ楽しめる大物狙いをしてみませんか?

そんなトローリングをするのにオススメなのがヤマハ発動機が販売している「イグザルト45コンバーチブル」です。

詳しく見ていきましょう。

イグザルト45コンバーチブル

スポーツフィッシング艇
出典 : https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2008/0227/exult45.html/

ディーゼルエンジンを搭載しており燃料が軽油ためガソリンとは違い免税の対象となるため燃料代を節約することができます。

カジキ釣りを代表とする外洋スポーツフィッシングに対応する航行性能と、快適な居住空間を併せ持つコンバーチブルモデルです。

クラス最大のアフトデッキ(後部デッキ)を備えるのも特徴の一つで、デッキワークでの快適さを約束します。

もちろん生け簀もありますので新鮮なエサの保管、釣り上げた魚の保管もできます。

ぜひヤマハイグザルト45コンバーチブルで大物を釣り上げてください。

新艇価格は13.600万円~ 装備などにより値段が変わります

クルージング艇

アジム デッキ クルーザー
出典 : http://www.azimutyachts.com/azimutgrande95rph.html

海上での航行を楽しむクルージングだけでなく、パーティーなどが出来るのがクルージング艇の魅力です。

さらに船内での宿泊も可能で、非日常を味わえるためセレブに人気となっています。

20フィート後半から大きいもので150フィート超えるものなど数多くの種類が出ています。

高級クルーザーは洗練されたデザインに加え一流ホテルのような内装が特徴です。

快適に過ごすための工夫を施しており、船内にキッチンまで完備している充実っぷり。

もちろん釣りも楽しめるので、気分転換に釣りを楽しんで釣れた魚をすぐに料理して味わうことも可能です。

こだわりのあるクルーザーだとお店の厨房の一角のような本格的な設備も備えています。

船であることを忘れるようなラグジュアリーな船でちょっとしたパーティーを開けばいつも以上に盛り上がること間違いなし。

海を眺めながら味わう食事は一段と味を引き立てて忘れられない思い出として色濃く残るでしょう。

ラグジュアリーさを堪能したいのであれば国内メーカーよりも海外メーカーの高級クルーザーがオススメです。

例えば美しい地中海を楽しめるイタリアで長年愛されるAZIMUT(アジムット)は現代的なデザインでセレブを魅了し続けています。

日本にも正規ディーラーがあるので、地中海の雰囲気が日本でも味わえます。

AZIMUTのクルーザーを一つ見てみましょう。

AZIMUT ATLANTIS

アジム クルーザー サロン
出典 : http://www.azimutyachts.com/azimutatlantis50open.html

白を基調とした内装は清潔感溢れるホテルの一室のような雰囲気で、快適な時間を過ごせる工夫が数多くあります。

キッチンにはなんとオーブンもついており料理の幅も広がります。

海で遊んだ後に海水を洗い流せるようにシャワールームも完備していますので、汚れを気にせず思いっきり遊べます。

コックピットの後ろには大きなソファーがあり運転中でも会話の輪に参加できるので、楽しいクルージングをお楽しみいただけます。

ちょっとした料理を作ってみたりマリンスポーツを楽しんだ後に広々としたソファーで海上でのパーティーを楽しまれてみてはいかがでしょうか。

このモデルは53フィートですが、アジムットは34フィートからサイズがあります。

ご自身の予算に合わせて大きさを選べますので、とてもオススメの海外メーカーとなっています。

もう一つPRINCESS(プリンセス)のクルーザーも見てみましょう。

PRINCESS V62-S

クルーザー種類 プリンセス
出典 : https://princessyachtcharter.com/2012/11/new-princess-yachts-v62-s/

コクピット、サロンから続く後部デッキまでの広々とした空間は、とても開放的なつくりとなっています。

モダンなデザインの仕上がりもプライベートなグルージングをより一層豪華に演出しています。

こちらのプリンセスも、サイズも30ft~とサイズも多岐にあり、日本に正規取り扱いディーラーがありますのでご予算に合った選択が可能です。

クルーザーの種類 プリンセス
プリンセス NEWモデル V62-S
出典 : https://princessyachtcharter.com/2012/11/new-princess-yachts-v62-s/

まとめ

いかがでしたか?

今回はシーン別クルーザーの種類と遊びについてご紹介しました。

クルーザーと言っても目的によって違う遊び方がある事がおわかりいただけたと思います。

自分がマリンスポーツを楽しみたいのか、釣りを楽しみたいのか、ラグジュアリーな雰囲気を楽しみたいのかで船の選択肢が絞られます。

今回の記事を参考にぜひご自身のクルーザー選びに役立ててみてください。

別記事にて維持費についてもご案内していきます。