イタリアの高級SUVクルーザー「RIO YACHTS」を徹底解説

最終更新日 : 2017.10.17

海を流れるように航行するSUVクルーザーは日ごろのストレスから自分を解放し、清々しい気分にさせてくれるものです。

新鮮な潮風と流れる風景を楽しみながら気の向くままに航行するのはまさに至福の時です。

そんな大人の楽しみであるSUVクルーザーの中でもラグジュアリーで高級感あふれるイタリア製のSUVクルーザーがあります。

その名もRIO YACHTS(リオヨット)。

今回はこのRIO YACHTS(リオヨット)についてご紹介します。
rioデッキ

リオ  パウダールーム
出典 : https://www.rioyachts.net/

RIO YACHTSの歴史

まずはRIO YACHTSがどのような歴史を歩んできたのか見てきましょう。

RIO YACHTS社はイタリアのミラノの外れにあるイゼーオ湖のほとりでスタートしました。

若い起業家のルイジ・スカラニと妻アンナが新婚旅行でフランスのリビエラを訪れた際にボートを見てイゼーオ湖のほとりで家族と一緒に造船所を建設するプロジェクトを胸に抱いて帰国します。

「Avionautica Rio」は1961年に創立され、コロラド、パラナ、ボニート、エスペラなどの著名人とともにクリス・クラフトとロールスロイスのエンジンで美しいモーターボートを造り上げました。

1960年から1969年までに5モデルを発表し、試行錯誤を繰り返していきます。

70年代になると、家族で営む造船会社ではなく手工業から工業に変えて、プラスチック製の熱成形材料であるボートを作り出しました。

1970年の終わりまでに全部で18ものモデルを発表し、目覚ましい進歩を遂げます。

そして年々発表するモデルが増えていき、気が付けばイタリアで有数のSUVクルーザー会社へと成長していたのです。

次はそんなRIO YACHTS社が販売している実際のモデルを参考にどういったクルーザーなのか、見ていきます。

RIO YACHTS-エクステリア

RIO YACHTSのクルーザーは全て無駄をそぎ落とし洗練されたデザインで、風と一体になれるようなフォルムをしています。

艶やかなボディはとても美しく、見るものすべてを魅了します。

ただ走らせるだけでなく、停泊中もとても美しい外装を見て楽しむことができます。

クルーザーの本場イタリアで生まれ育ったクルーザー会社の造るSUVクルーザーなので、どれも気品溢れ高級感がにじみ出ています。

実際のモデルを参考により詳しく見ていきましょう。

ESPERA(エスペラ) 34

リオエスペラ
出典 : https://www.rioyachts.net/

RIO YACHTS社が販売してるモデルの中では一番小さなものですが、快適に過ごす機能は全て詰まっています。

最高で35ノットを出せる船体はSUVクルーザーと呼ぶにふさわしく、風をダイレクトに感じられるコックピットは特等席です。

走りを楽しむために生まれてきたようなデザインで、風と海を切るように走る姿はとても美しいです。

ボディをあえて暗い色合いにすることで、立ち上がる白波とのコントラストが際立ち、幻想的な雰囲気を作り上げるのです。

COLORADO(コロラド) 44

リオコロラド
出典 : https://www.rioyachts.net/

全長約14mで手頃にクルージングを楽しめる大きさのこのモデルは純白のボディが目を引きます。

船首には大きなサンパッドが設置されており、停泊中にプライベートビーチで寛いでいるかのような気分を味わえます。

もちろんクルージング中に寝っ転がってクルージングを心行くまで楽しむことも。

ツインカミンズQSB 6.7シャフトドライブエンジンを搭載しており、スピードと低燃費性に優れているので燃料を気にせず一日クルージングを楽しめます。

小さすぎず大きすぎず、燃費も良いパフォーマンス性の高い一艇ですね。

GRAN TURISMO(グランツーリスモ) 58

リオ グランツーリスモ1
グランツーリスモ2
出典 : https://www.rioyachts.net/

約18mもある大きなクルーザーで、現在販売されている中では一番大きなモデルです。

一般的なクルーザーのように白いボディではなく、マットブラックのような光を吸い込むような黒い船体が特徴的です。

SUVクルーザーはどれも色が白で面白みがなく、つまらない印象が付いている人にぜひ見て頂きたい一艇です。

どっしりとした船体は見た目からは想像ができないほど速い航行スピードで、乗る人をスリルの渦へと巻きこんでいきます。

他の人とは一味も二味も違うクルーザーで出かけてみてはいかがでしょうか。

RIO YACHTS-インテリア

RIO YACHTS社のSUVクルーザーは速いだけではありません。

日ごろの疲れを癒すバカンスには最適の内装で、快適なマリンライフを過ごせます。

高級感溢れるラグジュアリーな船内はホテルの一室のような雰囲気で非日常を思う存分楽しめます。

どのクルーザーにもキャビンはあるので停泊させて一晩休息を取るといった使い方もできます。

次は先程ご紹介したモデルの内装を見ていきましょう。

ESPERA 34

エスペラ インテリア
出典 : https://www.rioyachts.net/

一番小さなモデルですが、内装も妥協がありません。

船尾にはソファと収納が可能なテーブルがあり、狭いスペースを有効に活用しています。

キャビンは清潔感溢れる白で統一されており船の中であることを忘れさせます。

収納スペースもあるのでちょっとした荷物を仕舞って船内を広々使いましょう。

ちょっとした海上旅行にはピッタリですね。

エスペラ メインベッド
出典 : https://www.rioyachts.net/

COLORADO 44

コロラド ギャレー
出典 : https://www.rioyachts.net/

メインデッキにキッチンまで設置できるCOLORADO 44は不自由を一切感じさせません。

窓からは爽やかな海が眺められるのでちょっと日差しが気になるという人でもクルージングを楽しめます。

明るい色合いで統一された内装は青い海に映えるので気分も高まること間違いなし。

1つ下へ降りればキャビンが2つあり、ダブルベッドが真ん中に据えられています。

トイレも各部屋に付いているのでゲストと宿泊してもちょっと気になるプライベートな部分も安心です。

キャビンも白を基調にした明るい色使いで華やかな雰囲気を感じられます。
コロラド ベッドルーム
出典 : https://www.rioyachts.net/

GRAN TURISMO 58

グランツーリスモ ギャレー
出典 : https://www.rioyachts.net/

少し落ち着いた雰囲気のある船内はコックピットを囲うようにソファが設置されており、団らんを楽しめます。

SUVクルーザーや大型のクルーザーはコックピットだけが独立していたり、アッパーデッキにあるなどクルージング中はゲストとのコミュニケーションが難しいですが、このクルーザーはそんなことはありません。

キャビンへ降りれば広々とした一室が出迎えてくれて、非日常感を思いっきり楽しめます。

ラグジュアリーな内装で、ずっとここに住みたいと思える快適性はイタリアの高級SUVクルーザー会社ならではと言えます。

自分の家のように温かみのある部屋は招待したゲストも心からリラックスしてくれるでしょう。
グランツーリスモ ベッドルーム
出典 : https://www.rioyachts.net/

RIO YACHTS社のクルーザーの価格について

ここまで魅力的なクルーザーですが、気になるのは価格ですよね。

公式で価格は発表されていませんが、2016年モデルのESPERA 34の中古販売価格は388,000ドル(約43,335,720円)となっています。

COLORADOは中古市場に物がなく、価格は不明です。

GRAN TURISMO 58は価格は公表されていませんが、市場に一応出回っています。

価格が気になる方は「こちら」からお問い合わせください。

まとめ

いかがでしたか?

今回は>RIO YACHTS社のSUVクルーザーについてご紹介しました。

イタリアの湖のほとりで誕生した造船会社で、50年以上もイタリアで愛される老舗です。

イタリアらしいラグジュアリーな外装・内装はとても美しく、海上を走らせれば周りの目を引くこと間違いなしです。

中古でも手に入るので、ぜひ購入をご検討ください。