誰しも知っている世界的なブランド、ルイ・ヴィトン。
ルイ・ヴィトンを知らない人はいないと言えるほど有名なブランドですよね。
そんなルイ・ヴィトングループが唯一所有しているprincess yachtsというヨットビルダーがあるのはご存知ですか?
最高級のクルージングボートで、他のクルーザーとは一線を画す存在です。
今回はprincess yachtsの最高級クルージングボートについてご紹介します。
出典 : https://www.boatlagoonyachting.com/
princess yachtsの歴史
まずはprincess yachtsがどのような歴史を歩んできたのか見ていきましょう。
princess yachtsはイギリスの南西にあるプリマス市ニューポート・ストリートで誕生しました。
プリマス市はイギリス海峡に面している土地で、美しい街並みと綺麗な海、ヨーロッパへ渡る港町として栄えた歴史ある町です。
そんな地で1965年にデイビッド・キングとその友人2人で立ち上げた小さなヨットビルダーでした。
プロジェクト31と呼ばれる初モデルを販売すると瞬く間に人気となり1966年から1969年の間に130以上の製品が製造・販売されました。
その11年後、有名な若手デザイナー「Bernard Olesinski」と共にPrincess 30DSの製作に取り掛かります。
それだけでなく1984年にはPrincess 286 Riviera というモデルを発表しました。
このモデルは270hpボルボAQ271 / DPツインエンジンを搭載し30ノット以上の最高速度を出し、スポーツクルーザー市場での地位を確立しました。
1994年には今でも販売されているロングセラーモデルのVクラスが初登場します。
その7年後の2001年に転機が訪れます。
会社名がプリンセス・ヨット・インターナショナルと改名され、デボンポート、プリンプトン、リー・ミルの3拠点での生産に分割されるのです。
2008年にはprincess yachtsの更なる規模拡大のためにLVMHグループ(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)に75%の株式を売却して事実上のルイ・ヴィトングループとなりました。
出典 : http://travelmarketsinsider.net/
princess yachtsのクルーザーはMクラス/Yクラス/Fクラス/Vクラス/Sクラスの5種類に分類され、それぞれ特徴のあるモデルとなっています。
40フィート台のものから40mを超すメガヨットまで取り揃えています。
実際に販売されているモデルを参考にprincess yachtsのクルージングボートの内外装を詳しくご紹介していきます。
princess yachtsクルージングボートのエクステリア
princess yachtsのクルージングボートは1965年から半世紀以上の時間をかけて磨かれたセンスが光る一艇を提供しています。
その美しさは現代アートのようで見るものすべてを感動させます。
太陽による自然のライトアップでより一層神々しさを感じられるでしょう。
そんな美しさを誇るprincess yachts社のクルージングボートのエクステリアを実際のモデルを参考により詳しく見てみましょう。
プリンセスV40
出典 : https://www.princessyachts.com/
Vシリーズには7種類のラインナップがあり、このプリンセスV40はVクラスの中では一番小さなタイプです。
全長約13メートルとは思えないほどダイナミックな外見をしていて、力強く海上を航行します。
全体的に平べったい形状は空気抵抗を減らし、36~38ノットでのクルージングを可能にします。
美しいV字の船体は海を走るために生まれてきたような雰囲気ですね。
プリンセスS78
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Sクラスのモデルの中で一番大型なタイプで全長が約25メートルもあります。
見た目からは分かりにくいですが3層構造となっていて、海上でのバカンスを快適に過ごせます。
白と黒のコントラストが美しく、海上で走らせれば白波が船の美しさを際立たせます。
25メートルもある船体ですが、航行速度は驚異の37~39ノットです。
princess yachts社の技術力の高さがうかがい知れますね。
プリンセス88モーターヨット
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Yクラスの中で一番大きなモデルで、ネイビーブルーに塗られた船体が独特です。
最高のデザインとそれを実現する職人の高い技術力で生まれた一艇で、まさにプリンセスヨットの努力の結晶ではないでしょうか。
停泊中はもちろんですが航行中も抜群の安定感で、船首で景色と風を感じながらのクルージングは至福のひと時です。
普段は感じることのできない雄大な海の素晴らしさを存分に楽しめる一艇です。
princess yachtsクルージングボートのインテリア
こだわりを持って造られているのは外装だけではありません。
快適なマリンライフが楽しめるように船内の内装はラグジュアリーで落ち着ける空間となっています。
一流ホテルの一室がそのままクルーザーになったかのようなキャビンは日々の疲れを癒すには最適です。
各モデルごとのインテリアの違いや造りを画像を交えて詳しくご紹介します。
プリンセスV40
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明るく晴れやかな気分になるプリンセスV40の内装はシンプルにまとめられ、シャワールームまで完備しています。
生活に必要なものは全てあり、何不自由なく楽しいクルージングを楽しめます。
ベッドルームはダブルとツイン両方があるのでご自身の好みによって使い分けも可能です。
それぞれの部屋は自然光を取り入れやすい設計となっているので、朝は爽やかな気分で目覚めること間違いなし。
夜は照明を少し落とせば高級感あるラグジュアリーな雰囲気に早変わり。
いつもとは一味違う夜をぜひお楽しみ下さい。
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プリンセスS78
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落ち着いた色であるベージュを使用し気品のある空間を作り上げました。
メインデッキが高い位置にあるのでソファで寛ぎながら遠い水平線まで眺められます。
夕方に水平線に沈む太陽を眺めながらディナー前のシャンパンを楽しまれてみてはいかがでしょうか。
いつもより少し贅沢なシャンパンとなるでしょう。
アッパーデッキとメインデッキの両方にコックピットがあるので気分に合わせて好きな場所からの操船を楽しめます。
キャビンも派手な装飾はせず、ライトアップにもこだわって心からリラックスできます。
上品な大人の時間を満喫したい方にぜひともオススメしたい一艇です。
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プリンセス88モーターヨット
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Yクラスの中でも最大のこのモデルは5つ星ホテルの高級スイートがそのまま船内に移されたかのような素晴らしい内装をしています。
インテリアから細部にまでこだわって作られているのがわかります。
キッチンはレストランの厨房顔負けの機材を設備し、シェフを招けばレストランの味を船の上でも楽しめます。
バスルームを大理石で作られておりそのこだわり様はさすがルイ・ヴィトンのヨットビルダーといった感じですね。
キャビンも広さは十分で、思わず船の上であることを忘れてしまうほどの快適さです。
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princess yachts社のクルーザーを購入するには
今回ご紹介したprincess yachts社の支店は日本にもあります。
神奈川県横浜市にある「プリンセスヨットジャパン」という会社で、2011年9月から販売・サポート業務をスタートしています。
プリンセスヨットジャパンの公式サイトにはイベントや売約情報などがアップされていますので、ヨット選びの参考にもなります。
ボートの購入にかかる費用や節税などわからないこともお問い合わせフォームから質問ができるのでぜひ質問してみてください。
問い合わせは「こちら」からどうぞ。
まとめ
いかがでしたか?
今回はprincess yachts社のクルージングボートについてご紹介しました。
世界的に有名なルイ・ヴィトンが唯一所有するヨットビルダーだけあって外装・内装ともに素晴らしいものでした。
大型のメガヨットから40フィート台のクルージングボートまで幅広いラインアップがあり、自分の探しているクルーザーがきっと見つかります。
クルーザー仲間にも自慢しても恥ずかしくないprincess yachts社のクルージングボートを候補に入れてみてはいかがでしょうか。