強い引きや魚とのスリルある駆け引きが楽しめるトローリングに特化したスポーツフィッシャー。
釣り好きならば自分だけのスポーツフィッシャーを所有してみたいと思いますよね。
そんな夢を叶えるのにピッタリなのがノースカロライナ州でも最高傑作とも称されるJarrett Bay Boatworks(ジャレット・ベイ・ボートワークス)です。
今回はJarrett Bay Boatworksについてご紹介します。
出典 : http://www.charterworld.com/
Jarrett Bay Boatworksについて
まずはJarrett Bay Boatworksがどのような造船会社なのか見ていきましょう。
Jarrett Bayは1986年に老朽化した地元ノースカロライナ州ビューフォートのチャーターボートを修理するのに立ち上がった造船会社です。
古い錫製の小屋で造られたボートは様々なセンセーションを引き起こします。
ナイフのように尖った船首にカジキ・マグロ・シイラといった大型魚ですら安定して釣り上げられる船尾のデッキは数あるスポーツフィッシャー造船所の中でも抜きんでた性能と言えるでしょう。
決して穏やかな海域とは呼べない大西洋の海域でも滑らかで快適な乗り心地を確保するように設計されているので同じく荒い海域と言われる日本の海でもその性能は十分に発揮されます。
30年以上にも渡りノースカロライナでスポーツフィッシャーを造船し、世界的に有名な造船会社に成り上がったのは釣りのパフォーマンス、燃費、贅沢のための顧客のニーズなど細やかな心遣いが成功の秘訣でしょう。
そして現在ではJarrett Bay Homeというブランドを立ち上げて家具などのインテリア関係にも進出しています。
クラシックなアメリカンスタイルと洗練された快適性にスポーツフィッシャーであることを思わず忘れてしまいそうになります。
次はJarrett Bay社のスポーツフィッシャーの実際に販売されているモデルを参考に外装・内装をご紹介します。
出典 : http://www.charterworld.com/
Jarrett Bay社のスポーツフィッシャー エクステリア
船首の美しいVラインが特徴的なJarrett Bay社のスポーツフィッシャーは、波の高い海域でも波を切り裂くように進むナイフのような鋭さがあります。
さらに波しぶきがクルーザー内へかからないように返しも付いていて、どんなシーンでも快適に釣りを楽しめます。
そして一つとして同じデザインはなく、年を重ねるごとにモデルの見た目も進化しています。
ラグジュアリーな雰囲気を感じられるものからスタイリッシュで尖ったカッコよさの光るモデルまで種類に富んでいます。
次は実際に販売されている3モデルを参考により詳しくご紹介します。
46′ NORDIC SUN
出典 : https://www.jarrettbay.com/
2011年に発売されたモデルで、今も販売されているロングセラー艇です。
Jarrett Bay社のモデルの中でも完成された美しさがあり、このモデルを参考に様々なモデルが誕生しました。
フライングブリッジを備え、上部からの操船で360度開放的な視界を確保しています。
そして後方部分にはロッドホルダーなど必要な装備がしっかりと備わっています。
コンパクトにトローリングを楽しみたいのであればこのモデルはとてもオススメです。
46′ GRANDER
出典 : https://www.jarrettbay.com/
スタイリッシュでカッコいいフォルムにダークブラウンの落ち着いた色使いでより高級感が感じられるモデルです。
通常のスポーツフィッシャーでは考えられない甲板のラグジュアリーチェアや細部にまでこだわっている照明など釣り以外でも楽しめます。
全長46フィートと日本で楽しむのに最も最適なサイズなのもオススメの理由の一つです。
こだわりを持って造られたツナタワーにはチーク材で覆われた階段にポップアップ式エレクトロニクスディスプレイ、その後ろには快適なパイロットチェアを設置するなど快適さを追求しています。
他のスポーツフィッシャーにはない高級感を味わいたいのであればこのモデルがオススメです。
64′ BUILDER’S CHOICE
出典 : https://www.jarrettbay.com/
Jarrett Bay社が販売しているモデルの中でも比較的大きなモデルです。
船尾のデッキ部分はなんと140平方フィートもあり、ゆったりとくつろげるのが特徴的です。
外装も高級クルーザーらしい純白のボディが眩しく、エレガントな佇まいが目を引きます。
ワンランク上のトローリングが楽しみたいのであればこのモデルがオススメです。
Jarrett Bay社のスポーツフィッシャー インテリア
ここまででJarrett Bay社のスポーツフィッシャーがどのような雰囲気なのかお分かり頂けたと思います。
ですが、スポーツフィッシャーと言っても内装は気になりますよね。
クルーザーは海上の別荘とも称されるほどラグジュアリーでその非日常感を楽しみにしている人も多いでしょう。
Jarrett Bay社のスポーツフィッシャーは釣りとしての機能だけでなく、快適に過ごすため内装にも力を入れています。
このこだわり様はインテリアブランドを立ち上げる程です。
次はそんなこだわり抜いて造られている内装をご紹介します。
46′ NORDIC SUN
出典 : https://www.jarrettbay.com/
典型的なカロライナの内装を丸みを帯びたモダンなテイストに昇華させました。
装飾にまでこだわって造られた内装は写真からもそのラグジュアリーな雰囲気が伝わってきます。
キャビンも開放感を感じられる天窓にディティールにこだわった装飾が大人のプライベート空間に相応しい空気を出しています。
スポーツフィッシャーであることを忘れてしまうラグジュアリーな内装をぜひお楽しみください。
出典 : https://www.jarrettbay.com/
46′ GRANDER
出典 : http://d3ml6qgdejpwr8.cloudfront.net/
出典 : https://www.jarrettbay.com/
滑らかでコンパクトなデザインは46フィートの船内でも広々と感じ、窮屈さを忘れてリラックスできます。
船内を広く見せる工夫として目を引くのが足元を照らすモダンなデザインのLED照明ではないでしょうか。
料理をするのに十分なスペースのキッチンに釣りで疲れた身体をリフレッシュさせるシャワールームも完備しているので不自由さを感じることはありません。
40フィート台のクルーザーのキャビンは狭くなりがちですが、こちらのモデルではデッドスペースを上手く利用した設計となっています。
そのため46フィートとは思えない広いキャビンを楽しめるのです。
出典 : https://www.jarrettbay.com/
64′ BUILDER’S CHOICE
出典 : https://www.jarrettbay.com/
木のぬくもりが感じられる船内はアンティーク感を感じさせつつもモダンで現代的な雰囲気も楽しめます。
ノースカロライナ州は森林資源が豊富で、木材を利用した家具が盛んに作られています。
そのノースカロライナ州の魅力も取り込み、造られたこのモデルはまさにノースカロライナのクルーザーですね。
丸みを帯びたデザインも美しく、時間を忘れてくつろいでしまいます。
船内唯一のプライベート空間であるキャビンもLED照明をふんだんに使用し、室内全体を優しく包み込んでいます。
シンプルですが優雅で気品溢れる内装は大型のサロンクルーザーのような仕上がりです。
ワンランク上の船釣りを楽しみたいのであればこのモデルが最もオススメです。
出典 : https://www.jarrettbay.com/
Jarrett Bay社のスポーツフィッシャーを購入するには
Jarrett Bay社のスポーツフィッシャーを購入したい場合はどうすればいいのでしょう。
残念ながら現在Jarrett Bay社の正規ディーラーは日本になく、中古艇を取り扱っている業者も数が少ないのが現状です。
そのためスポーツフィッシャーに強い輸入販売業者に相談をするか「Jarrett Bay社」に直接コンタクトを取る必要があります。
マイアミボートショーにも出展していますので機会があればマイアミボートショーで直接担当の方に聞いてみるのも手ではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
今回はJarrett Bay社のスポーツフィッシャーをご紹介しました。
外装からは洗練されたスポーツフィッシャーとしての雰囲気を思い切り堪能でき、トローリングを楽しむのにはピッタリのクルーザーでした。
さらに釣り以外にもLED照明に工夫を凝らすなどJarrett Bay社独特のこだわりが覗けましたね。
内装は、日々の疲れを癒すだけでなく非日常的な雰囲気も存分に楽しめるラグジュアリーな船内でした。
ぜひ日本に輸入して自分だけのスポーツフィッシャーで休日を楽しんでみてください。