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アメリカ生まれの高級クルーザーHatteras社を徹底解説!

最終更新日 : 2017.11.22

スポーツフィッシャーの聖地として名高いアメリカ東海岸。

その中の一角、ノースカロライナ州にスポーツフィッシャーとクルージングボートの2種類の船を造船するHatteras社があります。

快適さを追求したクルージングボートは許された人のみが味わえる極上の時間思う存分満喫できます。

さらにトローリングを楽しめるスポーツフィッシャーはラグジュアリーな内装にスタイリッシュな見た目で高級感漂うクルーザーとなっています。

今回はこのHatteras社のクルーザーについてご紹介します。
hatteras m75
出典 : http://www.hatterasyachts.com/

Hatteras社の歴史

ノースカロライナ州の沿岸部から少し行ったところにあるハッターラス島。

二つの強い流れがぶつかり合う場所で、その波の荒さから何百年もの間数多くの伝説が生まれた歴史ある海域です。

そんな険しい海域でもクルージングを楽しめるようにと構想を練ったのが創始者のウィリススレーンです。

今から約55年前に当時の最先端技術であるファイバーグラスを使用した荒い波でも耐えうるクルーザーを造りました。

世界で初めてファイバーグラスで40フィートを超える船を造船するなど当時から時代の最先端を走り続けています。

そんなHatteras社のクルーザーはヨット工学の全てを知り尽くし、長年の経験から想像と限界を超えた最高のクオリティを提供しています。

ノースカロラナイの本社でテクノロジーの統合やアメニティの組み合わせなど専属のセールスコンサルタントチームが徹底的にサポートしてくれます。

そんなオーダーメイドとも呼べる素晴らしいクルーザーの数々をご紹介していきます。

Hatteras社クルーザー エクステリア

どんな荒波ですら乗り越え、高い波も受け流してしまうボディはどんなシーンでも柔軟に対応できます。

それは、100フィートを超えるメガヨットから45フィートのスポーツフィッシャー全てのモデルに当てはまります。

ホワイトを基調とした清潔感溢れる外装はこれぞ高級クルーザーといった佇まいです。

そんなHatteras社のクルーザーの外装を実際のモデルを参考により詳しく見ていきましょう。

MOTOR YACHTS M60

hatteras m60
出典 : http://www.hatterasyachts.com/

全長60フィートのクルーザーで、ホワイト一色のボディは遠目から見ても迫力があります。

アッパーデッキも兼ね備えていて、高い目線からの迫力あるクルージングが楽しめるのはもちろん、ラグジュアリーなテラスも設置されています。

船首には甲板の形を利用したソファがあるので遮るものが何もない光景を思いっきり満喫できます。

テラスにはエキゾチックなハードウッドを使用し、異国情緒が感じられる造りとなっています。

さらにあなたのワガママを考えてくれる独自オプションもありますので自分の理想とするクルーザーに仕上げることができます。

CONVERTIBLES GT63

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出典 : http://www.hatterasyachts.com/

Hatteras Convertibleからデザインを受け継いだ「CONVERTIBLES GT63」はしなやかな弓を連想させるボディをしています。

カロライナのクラシカルなスタイリングを感じさせ、他のクルーザーよりも目を引く仕上がりとなっています。

船尾にはトローリングに必要な設備が全て収められていて、どんな大物との闘いも快適に行えます。

さらに注目して頂きたいのが3段もの高さを誇るツナタワーです。

最上層から操船も可能なので、獲物を探すときに活用すればいつもと違った釣果を挙げられます。

ノースカロライナで切磋琢磨してきた職人が造り上げる究極のラグジュアリースポーツフィッシャーと呼べるのではないでしょうか。

GT45X TOWER

hatteras gt45X tower
出典 : http://www.hatterasyachts.com/

より釣りを楽しみたいという人のために設計されたモデルで、純粋なスポーツフィッシャーです。

荒い海域での航行にも耐えうる設計で、スリリングでエキサイティングなトローリングが思いっきり楽しめます。

もちろんツナタワーも設置されているので鳥山などを探すのに苦労はしません。

Hatteras社が造船するアメリカ東海岸で大人気の王道モデルです。

サイズも約14mメートル(44フィート)と日本でも保管場所に苦労はしないサイズ感なので、日本で乗るのであれば最適なモデルではないでしょうか。

Hatteras社クルーザー インテリア

イタリアやフランスなどの地中海で愛されるクルーザーに引けを取らないラグジュアリーな内装はスポーツフィッシャーが主流の東海岸では考えられない程です。

例えば60フィート前後の大型スポーツフィッシャーでも他社のクルージングボートと比べても何ら遜色のない内装で、スポーツフィッシャーであることを忘れてしまいそうになります。

アンティーク調の内装から現代的な内装まで幅広いデザインは半世紀以上も高級クルーザーを造船してきたHatteras社だからこそと言えます。

アメリカの渋い雰囲気を残しつつ高級感あるクルーザーを見ていきましょう。

MOTOR YACHTS M60

hatteras m60
出典 : http://www.hatterasyachts.com/

贅の限りを追求したこのモデルは、内装にも力を入れています。

豪華客船の高級スイートルームのような雰囲気は個人で所有できるクルーザーの内装とは思えない程です。

ホワイトを基調としつつダークブラウンのウッド調を合わせ、上品な大人の一室に相応しい雰囲気を出しています。

クッションや花などで自分の好みの色をチョイスすれば自分の個性が何気なく感じられるサロンへとなります。

ゲストを招いて楽しい洋上パーティ-を開くにはこれ以上はない会場となるのではないでしょうか。

クルーザーの楽しみと言えば宿泊をするキャビンですよね。

M60のキャビンは船らしい丸窓や狭い空間を上手く利用した設計なのが特徴です。

しっかりとプライベートを守る空間で、ゲストも安心して日々の疲れを癒せるでしょう。

高級クルーザーらしい上質なキャビンを心行くまで堪能したいのならこのモデルが一番のオススメです。

hatteras m60 bedroom
出典 : http://www.hatterasyachts.com/

CONVERTIBLES GT63

hatteras convertible gt63
出典 : http://www.hatterasyachts.com/

クラシカルな内装の船内は、思わずスポーツフィッシャーであることを忘れてしまいます。

行きなれた海辺のバーのような雰囲気に招待したゲストの驚く顔が容易に想像出来ます。

釣りを楽しんだ後は釣った魚を料理してみたり、トローリングの興奮をお酒と共に共有したり使い方は人それぞれです。

非日常を満喫した後はキャビンでゆっくりと身体と心の疲れを癒しましょう。

ナチュラルな雰囲気で心からリラックスできるキャビンは木目調の家具を使用することで安心感を与えてくれます。

ふかふかのベッドに横になれば疲れを癒して次の日から頑張る活力が湧き出てきます。

サロンクルーザーもスポーツフィッシャーも造船しているHatteras社だからこそ実現したラグジュアリーな一艇です。

convertible gt63 bedroom
出典 : http://www.hatterasyachts.com/

GT45X TOWER

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出典 : http://www.hatterasyachts.com/

決して大きいサイズとは言えないモデルですが、その船内は不思議と広々としています。

サロンへ入ってすぐのコの字型のキッチンでは料理をするには十分すぎるスペースで、釣り上げた魚の下処理も快適に行えます。

ウッド調の内装は安らぎを与え、トローリングで疲れて休憩をするには最適な空間となっています。

もちろんキャビンもあり、高身長のアメリカ人に合わせた天井高なのが高評価なポイントの一つでしょう。

メインキャビンには天窓も付いていて開放感あふれる造りとなっています。

その他のキャビンでは空間を有効活用するために2段ベッドを設置しています。

釣りだけでなく宿泊も楽しみなスポーツフィッシャーマンですね。
gt45x tower bedroom
出典 : http://www.hatterasyachts.com/models/sportfish/gt45x-tower

Hatteras社のクルーザーを購入するには

Hatteras社のクルーザーを購入するにはどうすればいいのでしょう。

ノースカロライナ州まで行かずとも東京都にHatteras社の正規輸入代理店があります。

それがAZIMUTやBEATRAMなどの超有名クルーザー会社のディーラーも務めている「安田造船所」です。

都内からのアクセスも良く、メガヨットも取り扱っている会社で中古艇の販売も行っています。

販売価格等は公表されていませんので、ご自身の気になるモデルについて気になることをぜひ「こちら」から問い合わせてみてください。

まとめ

いかがでしたか?

今回はHatteras社のクルーザーをご紹介しました。

見た目も内装も豪華なサロンクルーザーからトローリングに特化したスポーツフィッシャーまで幅広く造船している会社でした。

スポーツフィッシャーと言っても内装はサロンクルーザーと比べても何ら遜色はなく、快適なクルージングが楽しめるクルーザーばかり。

ノースカロライナの波が荒い海域でも航行が可能なタフなクルーザーは様々な海流が流れる日本の海でもそのタフさを発揮してくれるでしょう。

日本でも扱いやすいサイズ感なので、Hatteras社のスポーツフィッシャーで釣りを楽しまれてみてはいかがでしょうか。