みなさんは沖釣りでトローリングを楽しみたいと思ってはいませんか?
そんな人にオススメなのが釣りに特化したクルーザー、スポーツフィッシャー。
その中でもトローリングボートビルダーの激戦地とも言えるアメリカ東海岸に拠点を置くALBEMARLE社のクルーザー。
数多くのクルーザー会社がひしめき合う中で長い間愛されるその秘密、気になりませんか?
今回はALBEMARLE社のスポーツフィッシャーについてご紹介します。
ALBEMARLE社について
出典 : http://www.albemarleboats.com/
実はこのALBEMARLE社は2つの会社が団結して生まれたものなのです。
正式名称は「ALBEMARLE THE CAROLINA CLASSIC」といい、ALBEMARLE社とCAROLINA CLASSIC社が2015年に統合し、今の「アルベマーレボート カロライナクラシック」としてデビューしました。
両社は小規模なファミリー・ビジネスとしてノースカロライナ州でスタートして実績を積んでいき、船体が釣り好きの間で評価されて行きます。
釣りに必要な様々な高級アメニティを用意したり海洋調査、魚の育成など海と共存していく道を模索していきました。
そして60年もの歴史を持つ2社がボートビルダー業界で生き残りをかけ統合する道へと至ったのです。
アメリカの職人技で最高のクルーザーを表現しながら、国際基準を満たし、最高の個性を出しています。
ALBEMARLE社のロゴにはカロライナのCとアルベマーレのAが組み合わさっていますがこれは釣りフックをイメージしたCと力強い釣り竿をイメージしたAで、釣りに懸ける熱い思いが詰まっています。
数多くのスポーツフィッシャーが販売されるノースカロライナ州だからこその合併と言えますね。
そんなALBEMARLE社のスポーツフィッシャーのモデルについて外装と内装を詳しく見ていきましょう。
ALBEMARLE社のクルーザー外装
操船性が高く状況の応じて臨機応変に対応できるALBEMARLE社のクルーザーはとてもシンプルな外装です。
ゆで卵のようにつるっとしているボディは海上を流れるように航行し、獲物を逃がしません。
もちろんカジキやシイラのような大型の獲物もトローリングで狙えるのでスリル満点の釣りを楽しめます。
モデルによっては3段ツナタワーを装備できるのでナブラや鳥山などを目視で探せます。
モデルごとにクルーザーの特徴を見ていきましょう。
25 Express
出典 : http://www.albemarleboats.com/
ALBEMARLE社の販売している中では一番小さなモデルです。
シンプルなデザインでツナタワーはついていませんが、釣りに必要な機能はすべて詰まっています。
ヤマハツインエンジンでの高速航行が可能で、エンジンルームがないので船体を広々と使えます。
船体が軽いのでとても機敏で速いですが航行中は柔らかく安定しているのが特徴です。
船体の大きさが25フィートと決して大きくはありませんが、コックピットの後ろ側に生け簀もしっかりと備え付けられています。
椅子を兼ねているので快適性も損なわない考えられた設計となっています。
出典 : https://images.atlanticyachtandship.ru/
32 Express
25Expressがそのまま大きくなったようなデザインで、ツナタワーを装備しています。
ツナタワーからでも操船が可能で、魚群探知機もついているので高い目線からの目視と併せて獲物を追えます。
白を基調に造られたデッキは清潔感が感じられ、上質な釣りを楽しめるようになっています。
このモデルの生け簀はオプションで冷凍設備を付けられるので釣り上げた魚を冷凍保存するという使い方もできます。
コックピットの後ろ側にはイスが備え付けられているのでポイントに向かうまでゆったりくつろげます。
出典 : https://images.atlanticyachtandship.ru/
41 CONVERTIBLE
出典 : http://www.albemarleboats.com/
41 CONVERTIBLEはALBEMARLE社が販売している中でも一番モダンで高級感あるクルーザーです。
コックピット兼フライブリッジとなっておりダイナミックなクルージングも楽しめます。
快適に操船ができるように周りをアクリルで覆い、ツナタワーのクリアな視界をそのままに快適な空間を作り上げます。
後ろ側には釣り竿を立てて置けるスペースもあるので大切な竿を保管できます。
釣りとクルージングの両方を楽しめるので、スポーツフィッシャーとSUVが融合したモデルと言っても過言ではないでしょう。
オプションのファイティングチェアを設置すれば粘り強い引きが特徴のカジキやマグロなどの魚とも長時間の格闘が行えます。
出典 : http://oysterharborsmarine.com/
ALBEMARLE社のクルーザー内装
ALBEMARLE社のクルーザーは釣りに特化した機能だけでなく、キャビンなどの内装にも力を入れています。
大型のヨットはヨーロッパの高級クルーザー会社の造るヨットのようなラグジュアリーな内装で、快適なマリンライフをサポートしてくれます。
もちろん小型の船も妥協をせず、小さいながらに工夫された設計となっています。
次はALBEMARLE社のクルーザーの内装をモデルごとに見ていきましょう。
25 Express
出典 : http://www.albemarleboats.com/
20フィート代のクルーザーはキャビンはなく、サンデッキとコックピットという造りが多いですが、ALBEMARLE社の25Expressモデルは船首にキャビンがあります。
壁の中にトイレが収納されており狭い空間を有効に活用しています。
ベッドは大人が二人寝られるほど広く、ちょっとした休憩でも宿泊でも快適に過ごせます。
冷蔵庫と電子レンジもオプションで追加できるので船上で冷たいビールや軽食も食べられます。
コンパクトな船ですが必要なものはすべて揃っている優秀なスポーツフィッシャーです。
出典 : http://www.albemarleboats.com/25-express-edit/
32 Express
出典 : http://www.bluewateryachtsales.com/
32フィートという決して広いとは言えないスペースを工夫によって広く見せています。
キャビンにはキッチンスペースもあるのでIH調理器を使って料理を楽しむこともできます。
電子レンジを壁に埋め込むことで場所を取らず限りある空間を広く見せています。
テレビも壁に立て掛けてあるのでみんなで楽しめるのもALBEMARLEの心遣いです。
足を伸ばして寝られるソファーにフラットなマットで宿泊も可能となっています。
壁面収納を設けることでかさばる小物などを散らかさずに仕舞えるようになっています。
出典 : http://www.albemarleboats.com/
41 CONVERTIBLE
出典 : https://boatmo.com/
ALBEMARLE社のクルーザーの中で一番ラグジュアリーな内装で機能性にも優れています。
木のぬくもりを感じられる船内は落ち着いた色使いでゆったりと過ごせる空間に仕上がっています。
船内は狭く息が詰まるというイメージがありますが窓は大きく作られているので開放感があります。
大きなダブルベッドが置けるメインキャビンは落ち着ける家に帰ってきたかのような雰囲気で、遠征でも快適に休めます。
もう1つのキャビンは空間を上手く使い、2段ベッドとなっています。
快適な沖釣りを楽しむのならこのモデルで決まりです。
出典 : http://www.albemarleboats.com/
ALBEMARLE社のクルーザーを買うには
日本にはALBEMARLE社の正規ディーラーがあります。
「株式会社ハウンツ」という会社でオフィスを神奈川県横浜市金沢区に構えています。
ヨットやモーターボートの輸入出・販売だけでなくメンテナンスやクルーの派遣など様々な業務を行っています。
購入をお考えの方は「こちら」から問い合わせを行ってみてください。
名称 | 株式会社ハウンツ |
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所在地 | 神奈川県横浜市金沢区白帆4-2 マリーナプラザビル 4F(Google map) |
公式サイト | http://www.haunts-bs.net/ |
まとめ
いかがでしたか?
今回はALBEMARLE社のクルーザーについてご紹介しました。
アメリカノースカロライナ州で愛されるスポーツフィッシャーを造るALBEMARLE社のこだわりが詰まっていました。
カジキのような大型魚を釣り上げることを考えて作られたクルーザーたちは釣りに必要な機能を搭載しています。
さらに快適に過ごせるようにキャビンにも工夫が見られます。
ぜひALBEMARLE社のスポーツフィッシャーで大物を釣り上げてみてください。